進撃のトランプ 中華人民共和国の逆鱗にあえて触れる

また、ひとつ、国際社会の「常識」であった、一つの中国について、トランプさんは「んなこたー知らない!」と言い始めました。

今の中国に大して、オバマ政権は非常に弱腰外交であったと評価されています。

民主党はどちらかというと、人権を全面に押し出して外交していく、要は優等生的な外交をしていました。

共和党のトランプは、「儲け」を全面に押し出して外交していくので、今の常識をすべて疑う事からスタートしていますね。

中国からすれば、台湾が一つの国家として認められると、国内政治的には台湾を失ってしまうことになります。実際は持ってもないんですけど、これでは「メンツ」が立ちません。

歴史的にみると、中国は台湾を国家と認める国とは付き合いません!と言って、米国、日本を含め、台湾を中国の一部と認めさせて来ています。

中国は国家100年の計で、時期を見計らって台湾併合を計画し続けているはずですが、米国が台湾を国と認めてしまうと、困ります。

え、何?そもそも、一つの中国、なんじゃそりゃ?

と思ったので、調べてみました。

中華人民共和国(中国)と中華民国(台湾)の国の成り立ちを簡単に説明しますと、

〇100年ぐらい前、中国で内乱が起きました。

〇二つのグループで内戦ですが、結果的に、一方が台湾を拠点にし、一方が大陸を実効支配しました。

〇台湾を拠点にした人が蒋介石、しょうかいせき、さん

〇大陸を抑えたのが毛沢東、もうたくとう、さん

〇で、蒋介石さんは、中国大陸の政治の中心は台湾(中華民国)だ。あいつらに正当性はない!と言っているんです。

〇毛沢東さんは、台湾まで攻めなかっただけで、台湾も歴史的にみれば中国のものだから、台湾は中国だ!

と言っているんですね。

で、1950年から1980年ぐらいの歴史をかけて、中国はほぼ全世界の国に、条約上、台湾は中国の一部である事を認めさせてきたわけです。

んで、トランプさん、んなこたー知らねぇ!と来たんですね。

中国もアメリカとケンカする事もできません。経済的にも軍事的にも勝ち目がないからです。

トランプさんは、中国がアメリカの雇用を奪っている、と言い続けていますので、中国に気を使う事はできません。

トランプさんは、最初にどっかーんと、強気に出て、相手も自分も譲歩しながら、米国国内に工場を建てるように誘導していく目論見でしょう。

外交での勝ち負け、ではなく、米国国内の雇用創出のための、戦略の一つでしょうね。

そもそも、もう、イデオロギー、共産主義だろうが軍国主義だろうがなんだろうが、トランプさんには関係ありません。

中国がどのように反応するか、おそらく、内政問題として、冷静に反応し、その手には乗らん、といった感じでやり過ごすと思います。

 

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