進撃のトランプ 外交のヒール

次期、米国大統領のトランプさん、だんだんと外交の感じが見えてきました。

あんだけメディアから批判されていますが、なんだかんだ言っても、トランプタワー作れるぐらいの経営者。なんども事業に失敗しながら、再起再起で、米国大統領まで上り詰めた人です。

バカなわけがない。

そこで、そんなトランプさんの外交なんですけど、外交にはヒールが必要です。あの国が悪いんだ、という事で内政でたまった不満のガス抜きをするのは、常とう手段。

中国、韓国は日本がヒールですよね。中国国内でなんか起きそうになると、なぜか矛先が日本になり、たたかれていますね。

日本はいくら叩いても攻めてこないので、安全なんです。

で、米国もヒールを作らないといけないのですが、その相手は、中国で決まりです。

トランプは、人権などのイデオロギーの違いで中国を非難するのではく、 経済、軍事で中国を非難しています。おそらくこれは、しばらく続くでしょう。

民主党時代のアメリカは、スマートに人権問題で中国をたたいていましたが、正直なところ、中国人の人権について、白人米国人が興味あるとは思えません。日本人もそうでしょう。

トランプさんは誰にでもわかるように、非常にわかりやすく、中国をヒールにしていきます。

台湾から電話を受けたとトランプさんは発表しましたが、中国は台湾を批判しました。いや、批判せざるを得なかったのです。

電話をかけたほうが台湾だったというのもありますが、米国に強く抗議すると、米国内で中国人のバッシングが始まりますし、最大輸出国であるアメリカ国民の感情を害し、中国製品のボイコット運動など始まると、大打撃になります。

いいことなんてないんです。

トランプさんは、側近にその辺を調べさせて戦略的に批判していくはず。

しばらくは、経済面での非難が続くでしょうし、一部中国製品の関税引き上げはあり得ると思われます。その関税引き上げ対象は、以前も触れましたが、中国にいる米国企業の製品や部品になる可能性が高いですね。

それは、中国だけではなく、中国以外で作っている米国企業の製品も全面的に行う事で、中国の批判をかわしながら行うと思われます。特に、米国で税金を払っていない企業は狙い撃ちに近い形での関税アップでしょう。

ただ、飴とムチなので、米国への送金する場合の減税などの対策も同時に打ち出すはずです。

一部でもいいので、そのような実績を残すことで政治的な実績のアピールをしていくことでしょう。

また、NAFTAの見直しも言及していますので、メキシコに工場を持っている米国企業も同じように移転を迫られるかもしれません。

金を持っている優良企業の業績が多少落ちても、米国内のラストベルトに雇用を生み出し、国内で経済が回るようにもっていくのが、トランプさんの仕事になっていきます。

ちなみに、トランプさんが、中国をヒールにして、もし、もし、戦争するのであれば、それは北朝鮮での代理戦争でしょう。

個人的は米国と中国の戦いが北朝鮮で発生する、代理戦争の可能性は1%以下と思っていますけど、やるなら、現状ではあそこしかないですからね。

あんなところで戦争されると、日本への民間機はもちろん、船舶などの物流も止まってしまうでしょうから、世界経済の大混乱は間違いです。

もしするのであれば、世界で一番短い戦争、と言われるぐらいの短期決戦になるでしょう。

ちなみに、南沙諸島での戦争はあり得ません。南沙諸島で衝突すると、米国中国の戦争が本格的になりすぎるためです。

中国としては、米国との対応は、米国との経済面での対立ではなく、米国にとって一番のお客さんになる事でしょう。

トランプはバカじゃないので、お客さんは大切にします。

トランプさんの目的は、米中FTAにある、と予想します。TPPを効果的に脱退し、中国を非難しながらお客さんになるなら文句言わない、という飴とムチ政策をしてくると予想。仮に、米中FTAが実現されれば、慌てるのは日本、韓国、EUです。

日本も独自路線で、ロシアと仲良くなり、中国ともよい外交をしていくしかなくなりますので、トランプ外交次第では、これまでの東西冷戦の名残が全て無くなっていくかもしれません。

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