ビットコインって何よ?ブロックチェーンの意味、仕組みも全然わからない!誰かわかりやすく教えて!といった感じの方も相当多いと思うので、ものすごく簡単に説明してみました。
ブロックチェーンの日本語訳は「分散型台帳」と言われています
はい!これで、ブロックチェーンの説明終了!
ってな話なんですが、これが極めてわかりにくいんですよね!
わかりやすくするために、一つ一つ、漢字を分解してみましょう。
「分散型」「台帳」ふむ。この二つをわかりやすくいうと
まず「分散型」→分散してみんなで管理しようぜ!ってことで、簡単に言えば、世界中のみんなが持っているそのあなたのパソコンで、「台帳」を記録しようぜ!という事。
「バラバラのみんなのパソコンで記録する」という事ですね。
次!「台帳」
「台帳」→台帳を言い換えると、メモ帳です。メモ帳と思ってください!これぐらいの理解で全然OKです!
で、意味をくっ付けると、
世界中のみんなのパソコンで、取引やらデータを、メモしておこうぜ!
これなんです。ブロックチェーンというのは!拍子抜けするぐらい、内容は簡単なんです。
でもですね!
これは21世紀初頭の大発明なんですよ!
どうしてか、と言うとですね。
例えば!
あなたが、お店で、クレジットカードを1万円分、使いました。
その情報やデータはカード会社に「集まって」記録されて処理します。その会社は厳重に情報を守っています。
一つの会社が集中的に情報を管理している状態ですが、誰かが、その情報システムに入り込み、情報を改ざんすると、あなたに1億円の請求が行く事になるかも知れません!
これが、「中央管理者」がいる場合のリスクであり、仕組みです。カード会社だけで情報を管理していますよね。いままではこれが普通だったわけです。
しかし、ブロックチェーンは、情報管理の革命を起こしました。
ブロックチェーンは管理する人が必要なくなるんです。
なぜなら、世界中のみんなで同じ情報を持つから。管理者がいなくてOKなんです。仕組みとして、管理者、っている権力が集中する人が必要なくなるんですねー。
世界中のみんなが同じ情報を、「同時に持つ」、というのは、人類の歴史上はじめての事なのです。
でしょ?日本にいる人、アメリカにいる人、アフリカにいる人、地球上に生活しインターネットがつながる環境にいれば、瞬時に同じ情報を共有できますよね。
この技術を使ってビットコインを作った人は、言わずと知れた、サトシ・ナカモト。いまでも誰か、わかりませんが、この技術のおかげで、情報管理の大革命が起きます。というか、起きています。すでに。
クラウド管理ではない!
DropBoxとかで、クラウドにデータ入れて、みんなで共有するのとは、わけが違うんです。
DropBoxにメモ帳いれても、誰かが改ざんすれば、それが正しい事になっちゃいます。
でも、ブロックチェーンの場合、「世界中のみんなのパソコンで、同じ内容を同時に別々のパソコンで記録する」事なので、誰かが、自分のパソコンのデータを変えたら、世界中から、「君のデータは違うから、同期、記録しないね!」と総突っ込みが入りますw
インターネットをつなげ、ブロックチェーンの中のデータをみんなで管理する仕組みなので、データを変更しようとすると、世界中のパソコンのデータを同時に変更しないといけません。
これって、実質的に、不可能です。いまのパソコンのスペックだと。スーパーコンピューターでさえ、不可能。地球上にあるパソコンをハッキングしてデータを変えないといけません。ムリムリ( ;∀;)
ブロックチェーンは、データの塊、ブロックの中身を変更する事が、実質的に不可能!なわけなんです。
だから、最も安全な情報の管理システムになるのです。
ブロックチェーンの技術を使ったのがBitcoin
そこで、最近世をにぎわしているビットコインですが、ビットコインは、そのブロックチェーンを応用して作られたものなんですね。
ビットコインのブロックチェーンには、何がメモされているのかというと!
「ある人Aさんが、ある人Zさんに、いくらのビットコインを何時にどこに送りましたよー」
という事がメモされています。で、このメモが正しいのかどうかを判断して、正確なデータだ!とわかったら、みんなのパソコンに記録されるんです。
メモの事をブロック。それをくっ付けるのでチェーン。
これで、ブロックチェーンといいます。塊鎖とか訳されなくてよかったよかったw。分散型台帳。名訳だと思います。
いや、もちろん、技術的に、もうちょっと突っ込めますよ。
でも
上記の1行が記録されている、と思った方が、簡単に理解できますし、別に技術者になるわけではないので、この程度で十分だと、魚屋は思うんですね。
もうちょっと詳しく話すと、メモが正しいのかどうかを判断する人達を「マイナー」と呼んでいます。「マイナー」は何しているのか、というと。
算数の問題を解いているんです。パソコン使って。
なぜなら、ビットコインの仕組みとして、
①データが出てきました。このデータには算数の問題がついています。
②この算数の問題を一番早く解けた人に、ビットコインを差し上げまーす。
という仕組みを取っているんです。なら、解いちゃおとなります。稼げるんですね。
ブロックチェーンは何を引き起こすのか?
例えばです。ここからは、魚屋の妄想が相当入りますが。。。とりあえず、ブロックチェーンの情報をQRコードで簡単に取得できるアプリ、みたいなものが今後バンバン開発されるはずです。
QRコードをアプリで取り込むと、以下のようなものはスマホがあれば、すぐに取り出せるようになります。
〇戸籍など役所関係のすべての書類
ブロックチェーンで戸籍を管理。赤ちゃんが生まれたら、情報をブロックチェーンに記載し、正しい事が分かったら、すべてのパソコンで同期する。役所が必要じゃなくなります。大幅なコストダウンですね。
〇保険
ブロックチェーンに保険の内容を記載。誰がどの保険を持っているかわかる。これをコインにすれば、例えば、車に乗る時だけ、保険があるコインを購入。車を使わなくなったら売却、なんて事も可能になります。
こちらも大幅なコストダウンと、保険の売買が簡単になる、というおまけもついてきます。
〇契約書・IDカード・免許証などの紙で証明していたもの。
例えば、不動産の契約書。長ったらしくて、量も多い契約書。なくすと大変ですが、ブロックチェーン技術によって、紙である必要がなくなります。コストダウン
〇電車の遅延証明書・飛行機のチケット・コンサートチケット
偽造ができないブロックチェーン技術で、こういうのいらなくなりますね。
〇各種、会員カード
これもカード自体がいらなくなりますね
〇銀行
日本の場合、金庫代わりに銀行を使っていますが、ブロックチェーン技術でスマホが口座に早変わりです。お金の貸し借りも、ブロックチェーンに契約書を記入して、お金を貸したい人、借りたい人が、直接やり取りする場がつくれれば、極論ですが、もう銀行もいらなくなりますね。
〇株式・為替・仮想通貨、の取引所
今は取引所がありますが、ブロックチェーン技術が発達すると、この取引所も手数料無料で、やり取りする未来が来るはずです。というか、すでにありますよね。この仕組みw。
まだまだ、大幅に変わる分野も出てくるはずです。ブロックチェーンで世の中の仕組みが変わる、というのはこういう事で、21世紀初頭の大発明だ!と魚屋が思うのは、このためです。
どうでしたでしょうか。相当わかりやすく説明したつもりです!良かったら、ツイッターで拡散希望w
あ、そして、そんなビットコインを買うなら、こちらご参考にw