海外に住みたいと思うあなたへ。バンコクに住んでいる魚屋の店長の経験を語るぜ。

なんだが随分とポエミーな題名を付けました、魚屋の店長です。

あ、ちなみにこれ、長いです。あとセクシーなアイキャッチ画像にひかれてここに訪れた方は、意外と真面目な話なので、ブラウザ閉じた方がいいですw。

最近、ツイッター上で、バンコクに来い!やらヨーロッパ住んでいるとか、いろいろ聞くので、海外に住む、ということは、どういうことか、っつーのを実体験を交えて説明しようと思う。

一昔前までは、「どうしてそんな、治安の悪いところに住むの?」とか、「衛生的に問題があるんじゃないか?」とか、まぁ、そういう話ってのはたくさんありました。

そんな昔あった、いや、今でもあるかもしれない、海外の誤解あるあるですけど、

 

〇海外で氷を食べたらおなか壊す

〇デング熱やらマラリアやら病気になる

〇誘拐される。犯罪に会う。

〇飛行機の時間が適当で、先に飛ぶ場合がある。(これはあんまりないですね。)

 

とか、聞いたことあると思うんですねぇ。海外旅行にいくのも命がけ的な感じ?

ちなみに、ぼくも、20代までそういう事を信じていまして、「まだ日本のすべての県に行ったこともないのに、どうして海外に行かないといけないの~?」とか寝ぼけた事言ってましたwww

そんなぼくでしたが、それが今や海外在住、7年目と来た!

そんなサバイブな生活をしている魚屋の店長が思う事を、箇条書きにしてみようと思う。ま、内容はバンコクについての話ですけどね。

 

1:治安について

 

だいたいね、そもそもですよ、海外には、ぼくら日本人と同じ、「人間」が住んでいるわけですよ。すぐにスリに会うとか、おなか壊すとか、マラリアになるとか、かなりの頻度で殺されそうになるとか、そういう事が頻繁にその地域であっていたら、

 

誰もそこに住まんくね?

 

ってな話でさ!だから、人が住んでいるところは、基本的に日本人も住めるんです。これ大原則。

治安というのは、犯罪だけじゃないよね。戦争もそうだ。日本は専守防衛だから戦争ないけどね、海外はあるの。

確かにここ、バンコクも、7年前だったかな、撃ち合いがありましたよ。そう、撃ち合い。銃です。銃。軍隊と反乱軍が戦いましたよ。街中で。

 

で、その時、まだ会社員だったぼくは、バンコクで駐在員という立場でいましたので、会社の指示に従うわけですよ。

まぁ、一般的には、「ふーん、戦闘あったら会社休みだろ?」って思うでしょ?

 

ゼンゼン ( ゚Д゚)ハァ?ヤスミ?ナニソレ?オイシイノ?

 

ってな具合で、会社はクローズせずに、あの通りなら戦闘は起きない!っていう情報をもとに、ホテルに移動、もうなんか文字通り、

 

戦うサラリーマン!

 

なんですね。命がけです。危険手当でないけどww

そんで、バンコク来たてのぼくは、何をしていたかというとですね!そんな戦うサラリーマンの

 

ランチ弁当発注係!超重要なはず

 

という、地味ながらも、腹が減っては戦はできぬ!外ではマジでいくさが起きているけど、オフィスでも戦だぜぃ!って、食料調達をしていたんですね。でもね、それでもデリバリーしてくれる、

 

陽気なタイ人

 

という事で、別に戦闘があっても、その地域に行かなければ安全なんです。そこでしか発砲していないので。

日本にいて、マスコミの戦争の映像なんかを見ていたら、なんでそんな戦闘地域に住んでいるんだろ?って思うはず。ぼくも思っていたので。んでわかったのは、その国で戦争しているのは確かなんですけど、その地域は安全なんですよ。だから住めるし、住んじゃうんです。

ちなみに、バンコクでも、軍隊が赤シャツ隊を撃ち殺していました。そうりゃ戦闘です。死人が出ます。ラマ9世通りという結構メジャーな通りでの戦闘が一番激しかったんですね。ちなみにその道はぼくが普通に通勤していた道なんですけどねwww。

あの内戦で、セントラルワールドは焼け落ち、ビッグCなどのお店も焼かれ、そりゃ大変でした。

終いには、夜間外出禁止令もでて、バンメシどうするよ?みたいなことも、忘れもしません。2010年5月の出来事。

こんな経験をしている魚屋の店長からすれば、海外の治安とか、別に少々治安が悪くても、大したことなんてないぞ!ということで。

こんな経験から比べたら、普通の海外旅行ぐらいカンタンカンタン。

 

え?

 

は?

 

バカなの?って?は?

 

まーそりゃーそだわなー。そう思うよなー。日本なんかミサイルが通過しただけで日本中アラームなるんだもんな。すげぇ国だぜ。驚くぜ。

でもこれ読んでくれたあなたからすると、

 

海外に住む、、、というブログでいきなり戦闘の話かよ!おっかねーな!

 

てな感じでしょうね。

ま、タイなんか、変な奴がそこらへんに爆弾置いて帰っちまう国。爆発してけが人出たり死人出たりするから、心底マジでやめてほしいんだけど、捕まらないんだよね。犯人。まったく。。。

という事で、治安には期待しないようにしましょうね。海外に住むということは、自分の体は自分で守るのが基本です。アラームとかなりませんから。爆弾置いたよ、という電話があっても、多分隠してますから警察。観光客が来なくなったら大変なのでね。そんなもんです。大陸は。

でも、安全です。安心してください。人が住んでいるですから。

 

その2 健康・衛生面

 

氷食べたら当たった、とか、おなかの調子が悪くなった、とか旅行者に多い話ですね。

でもね、すごい疑問なんです。住んでいる人ってそんなに当たらないんですよ。ほんと。

魚屋の店長思うに、旅行で海外来ておなか壊す人は、そのほとんどすべてが

 

疲れと精神的なもの!

 

と思いますよ。ほんと。バンコクには日本人が3-5万人も住んでいます。その人たちが毎日ピーピーおなか壊していたら、さすがに帰国しますよね?

ぼくもこっち来ておなか壊したことは確かにあります。そういうときの原因はわかっています。。。あの店の刺身がおかしかったもんなぁ、とかそんなんです。なので、海外でおなか壊す事が多い人は、まずは、体調管理をしっかりしましょうね。

それでも体調崩したら、そんな時に役に立つのが、現地の病院です。

現地の病院というと、なんか怪しい感じがすると思うんですけどね、全然違いますよ。ここタイはホスピタルツアーといって、病院見学のツアーが組まれるぐらい、レベル高いです。

例えば待合室。

 

ホテルかよ!ってな感じ。

部屋の中も全然ちがうよ。日本の病室ってこんな感じですよね?

まさに病室。殺風景です。

ちなみにこっちの病院はこんな感じ。

まぁ、広い。というかホテルですわ。これはサミティベート病院という、バンコクの日本人居住区の近くにある病院。ぼくもたまに行きます。

あと、医者の腕前ですけど、日本のそこらへんの町医者より、腕がいい。

バンコクの場合、サミティベート病院や皇室御用達のバムルン病院なんかがあります。海外医療保険に入っていれば、医療費は無料です。薬代もいりません。全部無料。半年間の入院もOKです。それで年間10-15万円なんですね。安い。

ただし!これはバンコクのすべての病院がこれ!というわけではなく、超高級病院であることをお忘れなく。

田舎に行くと、こんな病院あまりないです。タイの町医者のレベルは知りませんが、例えば出産費用なんかは、タイの東北地方は500バーツ(1500円ぐらい)と聞いたことがあります。

多分、文字通りの自然分娩のはず

という事で、選ぶところさえ間違えなければ、衛生面・健康面では、海外にすんでも、そんなに心配いりません。

ちなみに、氷けですど、穴が空いている氷なら大丈夫ですよ。やばいのが家庭用の冷凍庫で冷やしたような氷です。気泡が入っているやつ。それは水の出所がわかりませんので、飲んだらだめです。穴あきの氷は、製氷所で作っていますので、大丈夫です。商品なので。変な商品作ったら会社つぶれちゃいますから、安全なんですね。

 

その3 ビザ

 

さて、ビザとはなんでしょう。

そもそも、外国人が母国と違う国に住む場合、許可が必要なんです。

その許可証をビザ、といいます。滞在許可証と思ってOKです。で、このビザ、許可証にはいろいろ種類があります。観光ビザ・就労ビザ・学生ビザなどいろいろあるんですね。

タイは日本人なら観光ビザで最大で90日間はタイにいれます。でも365日中、90日なんです。275日は外にいないといけません。なので、90日以上いる場合は、観光ビザ以外のビザが必要になってきます。メジャーなのが

 

〇B-ビザ。労働ビザですね。Work Permitという労働許可証と一緒に取得するビザです。これは1年更新。

〇O-ビザ。労働ビザをもっている人の家族用のビザですね。

〇学生ビザ。学校で勉強するためにタイにいるビザです。働いたらダメなビザ。

 

そりゃ、どこの国でも自国の住民の仕事を、外国人に取られるのを嫌がります。米国もそうですよね。不法移民が仕事を奪っている、という表現をして、トランプ大統領が誕生しました。

タイだってそうです。日本も同じく、外国人が労働するのは結構大変なんですよ。

魚屋の店長は、会社を作って、この労働ビザを持っています。1年更新なんです。これが取るのが大変なんですけど、腕のいいタイ人弁護士に任せていますので、何とかなっているんですね。

外国に住む、ということは、すごく刺激的でかけがえのない経験になることは、間違いありませんが、合法的に住むのは大切な事です。その国のルールに従い、住ませてもらっていることに感謝するべきですな。

 

4 海外生活はするべきなのか、どうか。

 

えらい長くなっちゃいましたけど、最後です。

 

100%断言します。絶対に若いうちに海外で暮らした方が絶対にいいです。できれば学生時代がいい。

 

海外にいると、日本のいい面、悪い面が外から見ることができます。これだけでも随分な成長です。日本の可笑しさも、素晴らしさも、よくわかるんですね。あと、せっかく地球に生まれたんですから、海外に住んでみる、という経験はあった方がいいでしょう!

ということで、海外に住む、という事なんですが、住んでみれば、そんなにハードル高くないんです。すべてを投げ出して海外に住め!とは言えないですけど、チャンスと時間があれば、人生における素晴らしいアクセントになるのは、間違いないので、トライしてみませんか?