進撃のトランプ 北朝鮮への攻撃はありえるのか

シリアに59発のミサイルを撃ち込んだトランプ大統領。

今度は、北朝鮮に矛先を向けています。

米国の原子力空母も北朝鮮に。ま、原子力空母が北朝鮮の近くに行くのはルーチンの一環でありましたけど、今回はオーストラリアに行く予定が、北朝鮮になっているので、結構本気かもしれません。

また、潜水艦も近くにたくさん来ているでしょう。日本の潜水艦も近くにいっているはずです。

ぼくはトランプ大統領が就任したとき、中国との代理戦争に近い形で、北朝鮮との戦争が起こり得る事を書いています。

今回、トランプさんは、実際は北朝鮮との戦争が目的ではなく、中国の妥協を引き出したい思惑と思っています。

米国が北朝鮮と戦争するにしても、まだロクな大陸弾道弾ももっていない国を攻撃する大義がありませんが、もし、北朝鮮が15日にでも実際に核実験したら、かなり緊張が高まります。大義ができるからです。

仮に、4月15日前後に北朝鮮が核実験を行った場合、米国はシリアのように単独で軍事行動を行わず、緊急の国連安全保障理事会を立ち上げ、中国に妥協を迫ると思われます。

そこで、中国が北朝鮮に対して何も制裁を行わない場合、米国は第七艦隊および潜水艦からの一斉攻撃で、ピョンヤンを火の海にし、38度線付近に配置されている移動型ノドンを封じ込めるため、幹線道路や山間の道路を徹底的に破壊する作戦を行い、反撃の時間を与えない戦略をとるはずです。

世界で最も短い戦争

になる可能性があります。言うまでもなく、戦力差は歴然なので。

ちなみに、核戦力についていえば、北朝鮮が核弾頭を持ったミサイルを開発できたのかどうかがポイントになるのですが、まだそこまで技術が発達してないでしょう。なにせ、ミサイル4発上がっただけで、あの喜びようなので。

小型化した核爆弾を取り付けても、自国に落ちる可能性の方が圧倒的に高いと思っています。

しかも、仮に小型核弾頭を搭載できるミサイルを開発していた場合、イランなどの友好国に売るはずである。金ないんだからね。

という事で、核戦争は起こりえないと考えていますが、通常兵器、ノドンなどのスカッドミサイルが韓国・日本の米軍基地や原発などのエネルギー関連施設に打ち込まれる可能性は否めません。

また、米国にしても、北朝鮮の潜水艦にスカッドミサイルなど配備されていたら、太平洋や大西洋からアメリカ本土にミサイルが撃ち込まれる可能性もあるわけです。

もしそんなことになったら、トランプ大統領の支持率は地に落ちてしまうでしょう。

果たして、そのような事を核不拡散のために、米国は行うのでしょうか?ぼくはどこまでいっても行わないと思っていますし、日米にとって、それは最悪のシナリオのはずです。

したがって、今の状態はブラフ。米国は中国からの妥協を引き出すためのブラフとぼくは考えています。北朝鮮に米国が攻撃されたわけでもないのに、ここまで急激に半島の緊張を上げる必要もないためです。

これは、シリアにミサイルを撃ち込んだ事から始まっています。

中国国家主席がアメリカに来なければ、泥沼のシリアの内戦のために、ミサイルを撃ち込むとは思えません。化学兵器使用はあくまで建前で、中国からの妥協を引き出すために打ち込んだとみるのが正解でしょう。

ただ、予測困難なトランプ大統領。中国の対応次第では、北朝鮮を放っておいては、将来の脅威になりかねない、という理屈で、日韓の犠牲を厭わず、アタックする可能性もあります。

今月、もし北朝鮮が核実験やミサイル発射などを行った場合、中国の出方が要注目になります。北朝鮮が何も行わなくても、振り上げた拳を置くために、中国に妥協を迫り続けると思われ、しばらく緊張が続くでしょう。

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